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脂質-飽和脂肪酸
飽和脂肪酸とは
飽和脂肪酸にはパルミチン酸やラウリン酸と言った脂肪酸がありますが、
これらに牛肉の脂質や乳製品、
ラードなどの動物性脂肪に多く含まれています。
飽和脂肪酸はコレステロールの上昇や中性脂肪の蓄積、
血液をドロドロにする働きに関係しています。
そのため、この現代社会ではこの動物性脂肪の摂取量が多くなり、
コレステロールの過度な上昇や血液の粘度を高めてドロドロにしてしまい、
中性脂肪の蓄積も相まって肥満や動脈硬化などの原因になっています。
デメリットだけ見ると「それじゃ飽和脂肪酸を摂らないようにしよう」と
思うかもしれませんが、
適正なコレステロール値や脂肪率を保つためには、
飽和脂肪酸も必要となります。
要は、その他の脂肪酸とバランスが取れていることと、
全体的に脂質を摂り過ぎないことが大切です。
飽和脂肪酸の欠乏と過剰摂取について
飽和脂肪酸が欠乏するとエネルギー不足となり、
過剰摂取すると血中にあるコレステロールや中性脂肪の上昇、
動脈硬化や高血圧を引き起こす原因となります。
1日の必要摂取量と上限
特に規定はありません。
飽和脂肪酸を多く含む食品
主に牛肉の脂質や乳製品、ラードなどの動物性脂質を含む食品。
3種類の脂肪酸
■ 飽和脂肪酸 ■
飽和脂肪酸
■ 一価不飽和脂肪酸 ■
■ 多価不飽和脂肪酸 ■
n-6系
γ-リノレン酸・リノール酸(必須脂肪酸)・アラキドン酸(必須脂肪酸)
n-3系
α-リノレン酸(必須脂肪酸)・DHA(必須脂肪酸)・EPA(必須脂肪酸)