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炭水化物-オリゴ糖
オリゴ糖とは
オリゴ糖はブドウ糖や果糖などがくっついた少糖類ですが、
オリゴ糖の中には消化酵素で分解出来ない物もあり、
これが腸内にいる細菌「ビフィズス菌」の栄養源となります。
ビフィズス菌は腸内の調子を整える善玉菌で、
酢酸や乳酸を作り、腸内を酸性にして刺激、排便を促します。
その他にも、オリゴ糖はコレステロールの減少、
肝機能の向上にも関係します。
また、オリゴ糖には主に
・フラクトオリゴ糖
・ガラクトオリゴ糖
・イソマルトオリゴ糖
・大豆オリゴ糖
以上四つのタイプがあります。
フラクトオリゴ糖を含む食品とその働き
主にたまねぎやにんにく、
ごぼうやねぎといった淡色野菜に含まれています。
ビフィズス菌を増加させ、便秘や動脈硬化、肥満に効き、
食べても虫歯になりにくい糖質です。
ガラクトオリゴ糖を含む食品とその働き
主に母乳や健康食品などに含まれています。
ビフィズス菌を増加させ、便秘や下痢の改善に関係し、
脂質代謝の改善、タンパク質やミネラルの吸収をサポートします。
イソマルトオリゴ糖を含む食品とその働き
主に味噌やハチ蜜などに含まれています。
ビフィズス菌を増加させ、免疫力の向上や、排便を促します。
大豆オリゴ糖を含む食品とその働き
主に大豆やみそなどに含まれています。
腸内を綺麗にして便秘や動脈硬化を改善、
ガンや老化予防にも効果があるとされています。
欠乏と過剰摂取による障害
欠乏するとビフィズス菌の栄養不足となり、
腸内に悪玉菌が増えやすくなります。
また、過剰摂取するとお腹がゆるみやすくなります。
9つの炭水化物
少糖類…オリゴ糖